ピクマ
こんにちはピクマです。今日は海外生活に関するお話です。
海外にお住まいの皆さん、海外から日本の無料スタンプをダウンロードしたいと思ったことありませんか?
最近では企業の公式アカウントに友だち追加するだけで無料でスタンプGETしたりできますが、海外にお住まいの方がダウンロードしようとすると、以下のようなメッセージが出てダウンロードすることが出来ません。
「Sorry, these stickers are no longer on sale for your country」
本日はある方法を使ってこのスタンプをダウンロードする方法をお伝えします。
目次
海外で日本の無料LINEスタンプがダウンロード出来ない理由
そもそもなぜ海外から日本のLINEのスタンプがダウンロード出来ないかと言いますと、国ごとにライセンスや権利が異なる為です。
その国ごとにコンテンツに関するルールが異なる為、日本向けの無料LINEスタンプは日本在住者しかダウンロードできないようになっています。
どのようにして日本と海外を判別しているのか?
LINEの場合は2段階に分けて以下の順序で判別を行っています。
- 登録されている電話番号またはFacebook連携の国情報
- アクセス元のIPアドレス
これが両方とも「日本」である必要があり、どちらか一方を満たせば良いのではなく、両方の基準をクリアしないと日本の無料LINEスタンプをダウンロードすることができません。
以下、詳しくお伝えします。
1. 登録されている電話番号またはFacebookの国情報
LINEのアカウントを登録する際は、電話番号またはFacebookでの認証が必要です。
日本でLINEをインストールして認証を済ませている方であれば大丈夫ですが、海外に来てからLINEをインストールした場合、国情報が「海外」と認識されている可能性が高いです。
電話番号で認証した場合
LINEの「設定」>「アカウント」にある電話番号で+1など日本の「+81」以外で始まる番号が登録されている方は「海外」と判別されてしまいます。
Facebook連携で認証した場合
Facebook連携による認証の場合、たとえ日本のFacebookアカウントと連携したとしても、認証する際に海外のIPアドレスから認証した場合は海外のアカウントとして見なされてしまいます。
日本のIPアドレスから認証した場合はメールによる二重での認証が行われ、これが完了してはじめて日本のアカウントとして認識される仕組みになっています。
国情報の違いによる表示されるコンテンツの違い
上記2つの認証により国情報を判断されますが、その違いにより表示されるスタンプが異なります。
国情報が海外の場合
国情報が日本の場合
自分がどちらの国情報として登録されているかを確認する一番簡単な方法はスタンプの検索で「楽天」と打って検索してみて下さい。
海外の国情報の場合は何も出てきませんが、日本の国情報の場合は楽天公式スタンプが出てくるはずです。
国情報が海外の場合
国情報が日本の場合
2. アクセス元のIPアドレス
2つ目の判別方法はアクセス元のIPアドレスです。
IPアドレスというのはインターネット上における「住所」のようなもので国ごとにどこからアクセスしているかを識別出来るようになっています。
なのでたとえアカウントの国情報が日本と認識され、企業のアカウントを友だち追加出来たとしても、海外のIPアドレスからアクセスした場合はスタンプをダウンロードしようとした場合、以下のようなエラーメッセージが表示されダウンロードすることが出来ません。
海外から日本の無料LINEスタンプをダウンロードする方法
それではどのようにして海外から日本の無料LINEスタンプをダウンロードするかをご説明します。
必要なものはマイIPというVPNサービスです。
マイIPサービスとは
一言で言うと「自分専用の日本のIPアドレスを提供してくれるサービス」です。
上記で説明した「2.アクセス元のIPアドレス」を「日本」として認識して貰う為に必要になります。
Windows、Mac OS、iOS(iPhone, iPad)、Androidなどの様々なOSに対応しており、皆さんがお持ちのパソコンやタブレット・スマートフォンから利用することが出来ます。
設定が一度完了してしまえばボタン一つでIPアドレスを切り替えることができ、簡単に日本の無料LINEスタンプをダウンロードすることが可能です。
月々の利用料金は1,100円で、最大2ヶ月間の無料体験が可能ですのでダウンロードしたいスタンプがダウンロード出来たら延長しないということも可能です。
ただしこのマイIPサービスはLINEの無料スタンプがダウンロード出来るだけでなく、以下にあるような様々ことを実現できますので海外で生活されているであれば月々1,100円の価値は十分にあると感じます。
- 民放公式テレビポータルのTverを見ることが出来る
- 日本のHuluを見ることが出来る(別途Huluの契約も必要)
- 日本向けコンテンツのNetflixを見ることが出来る(別途Netflixの契約も必要)
- Youtubeでアーティストの公式MVを見ることが出来る
- 日本のラジオ(Radiko)を聴くことが出来る
- Abema TVを見ることが出来る
- 日本のLINEの無料スタンプをダウンロードすることが出来る
ピクマ
ピクマもずっと使用させていただいております。
マイIPサービス申し込み手順
マイIPの申し込み手順については以下の記事をご覧下さい。
話が少し逸れてしまいましたが、具体的な無料のLINEスタンプのダウンロード手順に移りましょう。
1. 海外でLINEをダウンロードし、海外の電話番号を登録している場合
海外の電話番号を登録していない方は次の章へ進んで下さい。
海外の電話番号が登録されている状態ではマイIPサービスで日本のIPアドレスを使ったとしても、そもそも海外向けのスタンプしか表示されない為、日本の無料スタンプをダウンロードすることが出来ません。
まずはこの電話番号情報を消す必要がありますので、Facebookとの連携をする必要があります。
Facebook連携をすると友だち情報などはバックアップされますが、トーク履歴はバックアップされない為、電話番号情報を消す過程でトーク履歴は消えてしまいます。
それでも構わないという方のみ先へ進んで下さい。トーク履歴が引き継げない理由として、日本のLINEには「アカウント引き継ぎ設定」というものがありますが、国情報が海外のLINEには無いからです。
国情報が海外のLINE
日本のLINE
上記を踏まえた上で次に進みます。
Facebookのアカウントをお持ちでない方は新規アカウントを作成し連携させます。
連携が完了すると、「連携解除」という表記に切り替わります。
連携できていることを確認したら、LINEのアイコンを消去します。
ストアから再度LINEをダウンロードします。
ここでマイIPのVPNに接続します。ここがめちゃめちゃ重要です!
マイIPのVPNに接続した状態で、LINEを立ち上げて下さい。
右下の新規登録を選択します。
続いてFacebookでログインを選択します。
下記いずれかの画面になりますので、Facebookのアカウントにログインします。
すると以下のようにメールアドレスを入力する画面になるはずです。
VPN接続をしていないとこの画面が表示されませんので、万が一表示されない方はVPN接続の上、もう一度最初からやり直して下さい。
登録したメールアドレスに4桁の認証コードが届きますので、届いたコードを入力し認証を完了させます。
これで第1ステップクリアです。
日本向けのコンテンツが表示されていることを確認して下さい。
2. マイIPでVPNに接続し、無料スタンプをダウンロードする
既にFacebook認証などで国情報が日本になっており、日本向けのコンテンツが表示されている方はここからスタートです。
マイIPのVPNに接続します。
ダウンロードしたいスタンプを提供している企業のアカウントを友だちに追加します。
ダウンロードを選択します。
するとダウンロードが完了し、日本の無料LINEスタンプが使えるようになります。
まとめ
以上が海外から日本のLINEの無料スタンプをダウンロードする方法です。
最近では色々なキャラクターが企業とコラボして無料スタンプを配布していますので、たくさんのスタンプをダウンロードすることが出来ます。
VPNへの接続も一度ダウンロードが完了してしまえば、その後は必要ありませんのでご安心下さい。
マイIPですが、2ヶ月間は無料お試しが可能ですので是非この機会に登録してみることをオススメします。
LINEのスタンプのダウンロードだけでなく、様々なメリットがありますので海外生活がより豊かなものになること間違いなしです。